随分と前から，真剣に聴く時の習慣となってしまった『耳抜き』。
今日もやってしまいました。


昼前に聞いた時，ボリュームをいつも以上に上げているのに何かショボイ音。
皆，お休みだから電源事情が悪いのかな？って思っていました。


昼食の後，鼻をつまんで「フンッ！」とやってしまいました。
鼓膜が「パリッ！」と鳴りました。


昼前と同じボリュームで同じSACDなのに，音が大き過ぎて思わず絞ってしまいました。


これ，意外と効くんですよ！
耳の感度がすごく良くなるみたいなんです。
今日も随分とナローレンジに聴こえていたのに，『耳抜き』のあとはワイドレンジに聴こえます。
低音が全然違います。

スーパーツィーターがうまくつながるようになって，音楽を聴いていると「人の気配」を感じるようになりました。
目の前でただ楽器だけが鳴っているんではなくて，人が楽器を演奏しているんだって感じるようになりました。
目を瞑って聴いていると，誰か人が部屋に入って来たのかと思って目を開けることがしばしば続いています。
これって心霊現象に近い経験？？？？？（恐）


随分と低音の出方が変わりました。
スーパーツィーターの音を調整しただけなのに，低音の質が向上しました。


スーパーツィーターは『音なしスピーカー』です。

一時期はこんなにスーパーツィーターの音に悩んでいませんでした。
ちゃんとつながっているように聴こえていました。
何故？


思いつくのはやはりコントロールアンプの変更しかありません。
FMアコースティックスのアンプがマークレビンソンのアンプに比べてワイドレンジなのでしょう。
超高域もちゃんと鳴らしているんでしょう。


それにしても，その高域をも難なく表現してしまうウェスタンのパワーアンプの恐ろしさ！
70年近く前のパワーアンプが最新のコントロールアンプにちゃんと応えていることの素晴らしさ！


やっぱりウェスタン・エレクトリックの技術者の中には遠い星からやってきた高度な文明を持つ宇宙人が紛れ込んでいて，そっと指導していたんじゃないだろうか？
と，最近マジで思うようになってきた私の頭はおかしくなってきているのかしら？

12/31/2008