ウエスタンサウンドインクから買ったWEのシールドピンケーブルの音がどうにも納得がいかなくて，RCAピンプラグをちょん切ってしまいました。
この『オーソドックスな日本製スイッチクラフトタイプのRCAピンプラグ』はどうにもちゃっちくて，ブリキのシンバルはこれが原因のような気がします。


『日本製スイッチクラフトタイプ』なんて所詮『スイッチクラフト』の“にせもの”じゃん！


ということでRCAピンプラグを付け替えました。


WBTの nextgen【WBT-0110Cu】。
純銀のネクスジェンは高くて買えなかった。

なるほど･･･。錫メッキ単線の2芯構造。
『 外被は綿被覆を被せ，その内側に紙が巻かれている。
紙の内側は細かく編み込まれた錫メッキ線でシールドされ，さらにそのシールド線の内側にもう一度紙が巻かれている。
芯線の被覆はテフロン系の素材を使用している。』
シールドにはドレーンがあって端末処理がしやすそう。
芯線の被服はテフロンかどうかは不明。
巻かれている紙が60年〜70年の時間の流れを物語っています。


シールドは信号の入力側のみマイナスに落としました。
これでこのケーブルにも方向性ができました。
入力側には黄色の熱収縮チューブを巻いてっと･･･。


時々いらっしゃるんです，シールドがあればそれだけでシールド効果が得られるものと思い込んでいる方が･･･。
シールドはアースに落とさなければ何の意味もありません。


このRCAプラグはとっても作業がしやすかった！
とっても綺麗に完成！

半田は“KESTER”の【No.44】を使用。
この半田は使い易くていいんですよ。


数時間鳴らし込んで音を聴いてみました。
おぉー，あの安っぽい音は何処かへ飛んでいって消え去りました。


良い音だ！
今度は納得！


あの日本製スイッチクラフトタイプのRCAピンプラグって一体･･･。