WEのシールドピンケーブルはちょっと･･･という感じでスルーしてしまいました。
レンジが随分と狭いと感じてしまいます。
シンバルの美味しい部分が表現できない･･･，高域が全く出ていないように感じます。
低域も下の方まで伸びていないようで沈み込まない感じ。
ちょっと怒りのモードに入ってしまいました。
音自体も荒くて，こんなのダメです。
こんなのWEじゃない！

ということでBlack Rhodium の【Symphony】に戻すと思いきや，ちょっとケーブルで遊んでみようかナという気分。
そこでzappapaさんのHPの掲示板でSTEVEさんに勧められた“PRO CABLE”さんのところに寄ってみました。（“PRO CABLE”さんは以前から知ってはいました。）


おぉお！「かっこええ」ケーブルがありました。
Beldenの【88760】。
細身の深紅のケーブルに黒のノイトリック製プラグ。
ホント，良い音がしそうなケーブル。
ポチッとマウスをクリックして，カートに入れてしまいました。
お値段は1.5mペアで \5,600 と格安です。

ケーブルは次の日に届きました。
早速，つないで聴いてみました。
始めはお遊びのつもりでしたが，一日二日と経つと真剣モードに突入。
今までのベルデンのケーブルへのイメージが覆されてしまいました。
錫メッキ銅線のより線はちょっと乾き気味のハイ上がりで低音は軽め･･･，と思い込んでいました。
このベルデンは全く違います。
みずみずしい高域と深い深い低域。
始めの予想と違って，コントロールアンプとマッチングトランスの間に居座ってしまいました。

“PRO CABLE”さんではエージングは不要とかかれていますが，やっぱりハンダ付け部分とプラグの接触部分の安定のため2,3日は鳴らしてあげるのがベターです。
その後は聴感上のS/Nも良くて，再生レンジも広く，みずみずしい高域と躍動感のある深い低域が感動的。
Black Rhodium の【Symphony】よりは音楽の温度感が高い気がします。
ですからHOTなJazzが楽しめます。


Black Rhodium の【Symphony】も気に入っていますので，気分によってつなぎ変えてもいいかなって思います。


ホンマ，ええ買い物でしたわ･･･。