コンセントボード

Black Rhodhium の Polar Cable シリーズに【Oratorio2】というケーブルがあります。
Polar Cableシリーズ
Hi-Endモデル
ロジウムコーティングモリブデン導体
シリコンラバー,ダブルPTFE&Air絶縁同軸構造
Eichmann製Bullet Plug
Deep Cryo Treatment(DCT)
対酸化,腐食に強く,導電性の高い素材モリブデンを高品位ロジウムコーティング。
表皮効果を高め,高域特性を改善,微小音の再現性を大幅にアップしています。
RCAフォノプラグには,定評のあるEichmann製Bullet Plugを採用。
最終的にディープクライオ処理(DCT)を施すことにより,微細なデータの再現性がアップ,同時にSN比を向上させました。
さらに,トータルな音楽としての躍動感が,より深くリスナーの心に響きます。
その結果,例えばライブコンサートでの演奏者の息づかいだけでなく,客席での聴衆の咳払い一つで,ホールの大きさまで感じ取れる瑞々しい音場感,演奏者の意のままに奏でられる楽器がおおらかに鳴り渡り,演奏に込められた感情すら聴き取れる,そんなオーディオの楽しささえ思い出させ,再認識させてくれるケーブルです。
活き活きと躍動感に満ちたサウンドをお届けする『DCT Oratorio2』が日本発売を機にImprovedされて発売開始となります。
Black Rhodiumでは,今回の最新ロットから導体を真空パックの状態で購入。
メーカーで引き延ばされたモリブデン導体は,可能な限り早い段階で真空パック。
導体メーカーから納入までの僅かな時間にさえ細心の注意を払い取り扱われます。
これにより導体表面に酸化皮膜が形成されることを抑制。
メッキ工場で直ちに裁断。1.0mペアを作成するにあたり,2mに切断後,高純度のロジュームをコーティング。
最良の状態でロジュームコーティングが施され,結果,コーティングが難しいロジュームの乗りが大幅に改善。コーティングの厚みも増した良質のモリブデン単線導体が完成しました。
コーティング後の2mモリブデンから両端を落として1mの導体を利用。つまり,1.0m ペア作成に4mのモリブデンを使用します。
端末処理完成後<Deep Cryop Treatment>された『Oratorio2』のサウンドは,より一層高い次元へリスナーを導きます。
数字や特性重視では決して得る事のできない,より一層の美しい余韻と深いサウンドステージ,躍動感溢れる音楽性,かつてない充実した満足感が得られます。
いかがですか?欲しくなったでしょう?
ハイパフォーマンスの Black Rhodium シリーズでさえ,あんなに音が良くて『音楽』を楽しませてくれるんです。
私は思わず『ムーンライト コーポレーション』にいろいろと問い合わせのメールを送ってしまいました。
私のその不躾な質問に『ムーンライト コーポレーション』の方は丁寧に親身になって回答を書いて返信してくださいました。
ありがたいことです。
【Oratorio2】は『ムーンライト コーポレーション』に「この製品こそ聴いて頂きたい,この製品と出会ったからこそ日本において Black Rhodium の取り扱いを開始したといえる,その現われです。」と言わしめた逸品です。
また返信メールには音質について次のように書かれていました。
『【Oratorio2】は,音楽が日常に根ざしているヨーロッパの製品といえるサウンドです。
それは,優れたスペックの製品を生み出す日本の音でもハイエンドオーディオ先進国アメリカのハイエンドサウンドでもありません。
恐らく,「音」という点では何の変哲も無いニュートラルな「音」かもしれません。(特性としてフラットなのではなく,あくまでも聴感上自然に聴こえる設計)
但し,バランスはすこぶる優秀。
これは,実のところ非常にむづかしいポイントです。
むしろ,インパクトのある「音」を作り出すほうが簡単ともいえます。
音質は非常に柔らかい感触でありながら,音像に芯があるためイメージがぼやけることがありません。
これは,生の演奏(アコースティック楽器)がどれだけ大音量で鳴っても決して耳障りにならないのと同じです。
そして何より「音楽が生命感を持って鳴ってくれる」ことが一番のポイントとです。
その代わり,際立つワイドレンジ感も目の覚めるような鮮烈さもそこにはありません。
ですから,それを求めるユーザーには全く合わない点も事実です。』

物欲が頭をもたげてきます・・・。
来年(2008年)には価格が20%ほど上がるかもしれません・・・。(-_-;)
もうそうなれば手に入れるのを断念しなければなりません。
それほど私にとっては高価な製品なんです。

SACD/CDプレーヤーとコントロールアンプ間に繋いで5日間ほど経ちました。
バーンインは200時間ほど必要だそうです。私にしたら70日ほどですか・・・。
これからじっくりと聴き込んでいこうと思います。