スーパー・ツィーターのケーブル（ネットワークと本体の間）に悩んでいます。ここのケーブルでコロコロと音が変わってしまいます。
ウェスタンの単線ケーブルを使っていましたが，音は良いのですがちょっと個性が強すぎると感じ出しました。
それからは単線やより線をひっくるめて『その昔，ベルデンがウェスタンに納入していたという単線綿被覆のケーブル』，QED，AET，WEのより線，正体不明のメッキ（銀？錫？）より線，ベルデンの白黒，ベルデンの橙黒・・・などを次々と接続してみました。もう本当に泥沼です。
いくら手持ちのケーブルを繋ぎ変えて鳴らしても，納得のいく音が出ないのです。

私がスーパー・ツィーターに求める音とは？などと自問自答を繰り返す日々が続きました。
誤解を恐れずに表現しますと『もうちょっとトロッと甘い艶があり，そして重量感のある音』となるのでしょうか。
このJBLのスーパー・ツィーターからそんな音を出すのは無理なのでしょうか？

ふと思いついたものがあります。それは【純銀の単線ケーブル】です。
私が試してみたのは純度が４N，線径が0.9mmでテフロン・チューブ絶縁のものです。

さてその結果は？
この純銀単線ケーブルは非常に良かったです！
スーパー・ツィーターにはもうこのケーブルしかないという感じです。もう接続して2週間になりますが取り替えようという気が全く起こりません。

更に高域の艶を出すために，部屋の中にある吸音効果のあるものを全て撤去して，できるだけライブな環境をつくりました。

椅子の下にあるカーペットも吸音効果があるようなので取り外しました。

これでいいですね。部屋がデッドですと音の艶がなくなりますから。
私の部屋にはもう何も無くなってしまいました。（笑）オーディオ装置とSACD/CD，そして椅子だけです。
私が出来得る音楽のための究極の空間ですね。
でも【純銀の単線ケーブル】は良い音がします。
また余計なことを思い付いてしまいました。純銀の単線，線径3mmを使って電源ケーブルを作ったらどうなるのだろう？