もうひとつの壁コンセントにもどうしてもコンセントボードを付けたくてずっと考えていました。その壁コンセントには直接SACD/CDプレーヤーがつながっています。
もうひとつ Eau Rougeの【ER-BX/PS】を購入すればいいのでしょうけれど，私は今とっても貧乏なんです。(-_-;)
そこで思いついたのが買えなければ，自分で作ればいいという単純な答えです。(*^^)v
自作のための材料にはCFRPなんてものはとてもじゃありませんが使えないので，何が良いかまた考えました。
アルミ，真鍮などの金属か？　黒檀，桧・・・などの木材か？　心斎橋にある東急ハンズの中を歩き回ってまたまた考えました。
経験的に響きが良いと知っている木材ということになりました。木材の中でもオーディオにはやはり黒檀が一番合うのではないかと思ったので，お店の中を私の求める黒檀を探し回りました。
でも厚さが薄いものや四角のキューブ状のものしかありません。店員さんに訊いてみると，最近は黒檀が多くは採れないらしいのです。
それではということで，我家にある厚さ２cmを超える黒檀を持っていって，加工してもらいました。
黒檀は非常に堅いために加工は素人には困難です。のこぎりで直線に切断することさえ困難を極めます。まして四角の穴あけなんて素人には絶対に無理です。

出来上がったコンセントボードが上の写真のものです。TANNOYのウッドワックスで磨きました。
かかった費用はたったの\800ちょっとです。これは加工費だけですので，材料から購入するとなると黒檀は高価ですので，すぐに数千円ということになると思います。

壁に取り付けてみますと外観はEau Rougeの【ER-BX/PS】に負けていないと自負しています。
さて，肝心の音はどうでしょう？音の速さはEau Rougeの【ER-BX/PS】に敵いませんが，低音が分厚くなります。押し出し感も上々です。また，高域が澄んできたようにも感じられます。
現状ではとても貧乏の私にはベスト・チョイスであったと非常に満足しています。